テストを受けるに際して
《テストを受けるに際して》
和田先生からです
どんなテストであれ、その時自分が持って
いる能力を最大限に発揮できないのでは、
テストを受けた意味がありません。しかし
決められた時間内で、しかも大きなテスト程
目に見えないプレッシャーがかかったりして
なかなか本来の力を出し切れないのが
現実問題としてあります。
それではどのようにすれば、
自分の能力を最大限に発揮できる
のでしょうか。
まず一番大切なことは、テストに対する
集中力や気力といった精神面の充実です。
このことはテストに限らずあらゆることに
関して言えることだと思いますが、
練習問題をやる時にも一生懸命やろう
という意気込みを入れる癖をつけて
おけば、テストでも自然に集中できる
ようになります。
次にテストの時間制限に対応できる
能力を身につけてなければなりません。
通常の問題ならば、時間をかければ
ほとんどのものはできるはずです。
ところがテストでは、時間が制限されている
ため、本来ならばできるはずの問題も
できなかったりします。つまりテストは
時間との勝負でもあるわけです。そこで
問題を解こうとする際、必ず時間配分
するように心がけてください。具体的には、
問題が大きく分けて五問あればそれぞれに
何分時間をかけられ、且つ見直しの時間が
残るのかを大まかに計算しておくのです。
もちろん配分どおりに問題を解けない
事もあるでしょう。しかし最初に時間を
配分するということは同時に、全体を
把握できるということでもあります。
全体を把握できれば自分の得意分野から
どんどん解き進むことができ、スピードアップ
にもつながります。試してみてください。
最後に、テストでできなかったところは
必ず復習してください。テストでは、
視点をかえて繰り返し同じ箇所を問う
傾向があります。二度と同じミスは
繰り返さない様に心掛けるのも
大切なことです。
以上のようなことを念頭におきながら、
これからのテストに全力投球してみて
ください。